
青汁に限らず、サプリメントの原価って気になりますよね?
そこで、商品開発の元プロがざっくりと原価をわかりやすく紹介します。
青汁の原価に大きく影響するポイントは3つです。
- 1包の内容量
- 1箱の入り数
- 青汁素材の産地
青汁の原価に大きく影響するポイント
青汁の原価にがいろいろな項目がありますが、特に影響するのが1箱にどれだけの量の青汁が入っているか?です。
① 1包の内容量
基本的には、青汁は個包装になっており、スティック型の形状で1箱に何包か入っています。
左:10g入り
真ん中・右:約3g入り
量が多くなればなるほど、左のように横長になり、一般的なサイズ3g入りで、真ん中・右のような細長い形状になります。
これを見ただけで、左と右側の2商品を比べたら、左の商品の方が価格が高くなることがわかると思います。
※画像は商品が異なりますので、同一条件ではありませんが、仮に同じ青汁素材が入っていると仮定。
②1箱の入り数
次に1箱に何包入っているか?です。
画像の商品は1包に3gと同じ内容量ですが、入り数が90包:30包で3倍もの差があります。
そのため、箱の大きさを見るだけで大きさの違いがわかると思います。
③産地の価格差
次に価格に影響しやすい項目が、「国産」or「中国産」の違いです。
仮に同じ大麦若葉で考えると、原料価格ベースで「国産」の方が1.5倍以上高くなります。
※場合によっては2倍の差が出ることもあります。
商品価格全体で考えると、1.5倍未満の価格差に縮まりますが、900円→1,200円の違いだと大きな差になります。
まとめ
他にも青汁の原価に影響する項目はたくさんありますが、一番わかりやすいものを3つ紹介しました。
商品によって全く異なりますが、だいたい販売価格の10~20%前後が商品原価(広告費や販売費などは除く)になります。
他にも価格に影響する項目は下記の通りです。
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- 製造量(大量生産は安く製造できる)
- 機能性表示食品の取得
- 有機JASの取得
- トクホの取得
- パッケージのデザイン
- 販売ルート
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青汁は安いもので約1,000円、高いもので5,000円ほどと価格差が大きいジャンルのサプリです。
無駄に高いものを買う必要はありませんが、「1包の内容量」「1箱の入り数」「青汁素材の産地」最低限、この3つの項目を比較してみて下さいね。