「おいしい青汁」はどちらが本当に美味しい?サンスターと森永製菓を比較

一昔前は青汁=「まずい」のが定説でしたが、最近の青汁は美味しくなりましたね。

7年前に私がサプリメーカーで商品開発をしていた時に、主要5社のおいしいと言われている青汁を飲み比べましたが、管理栄養士を含み開発員全員が「全部、美味しくない」とジャッジしたのが懐かしく感じます。

特に最近は20代の女性向けの「フルーツ青汁」という商品が人気のようですが、個人的には「青汁風フルーツドリンク」だと思っています。

今回はそんな青汁風ドリンクとは異なり、大手食品メーカーの「サンスターと森永製菓」の「本格的なおいしい青汁」を比較してみました。

サンスターと森永製菓の「おいしい青汁」の商品スペック

まずは、基本的な商品スペックの比較です。

商品名 おいしい青汁 おいしい青汁
商品画像
会社名 サンスター 森永製菓
主原料 ケール ケール
副原料 ブロッコリー、セロリ、キャベツ、ケール、ほうれん草、レタス、パセリ、大根葉、小松菜、りんご、レモン 明日葉、ブロッコリー、クレソン、パセリ、キャベツ、青紫蘇、セロリ、人参、リンゴ
内容量 160ml 125ml
野菜量 約90g 約65g
食物繊維量 1.2g(野菜由来) 5.6g
(難消化性デキストリン5g
+野菜由来0.6g)
産地 ケール(国産)
その他(アメリカ、メキシコ、ヨーロッパなど)
ケール(長野県八ヶ岳)
その他は国産
入り数 30 30
価格 6,900円 5,460円


比較する前から「かなり似たスペックの商品同士」だと思っていましたが、比較表にして改めて見ると「ほぼ一緒のスペック」だということがわかります。

一言で表すと、

「サンスターは青野菜の栄養素重視(食物繊維は少なめ)」
「森永製菓は食物繊維重視(機能性表示食品)で青野菜は少なめ」

です。

その他のスペックはほぼ変わらないので、自分の目的が決まっているのであれば「栄養素を重視するならサンスター」「食物繊維を重視するなら森永製菓」を選ぶと良いです。

個人的には商品同士を比較するのが好きなので、かなり細かく比較をしてみます。

比較項目は7つ

1. 会社の信頼性

サンスターと森永製菓なのでこれは調べるまでもなく「両者共に信頼性が高い」です。

サンスターは「歯磨き」のイメージが強いですが、実は1996年から青汁を販売している老舗。

森永製菓は「お菓子」のイメージが強いですが、スポーツ向けの「ウィダーinゼリー」を1983年から販売を開始しています。
健康事業は2007年前後に通販サイトがスタートしているので、比較的新し目になります。

2. 野菜量

冒頭で青汁風フルーツドリンクの話を少ししましたが、「青汁=青野菜を手軽に多く摂る」ことが1番大切だと個人的に考えています。

1日分の内容量の差が少しありますが、「サンスターは約90g」の野菜を摂れる設計になっているので、サンスターの方がより多く摂ることができます。

森永製菓の65gも量は少なくないですし、「食物繊維を重視」しているので、結果手に野菜量はサンスターに負けてしまいます。

3. 食物繊維量

サンスターが1.2g
森永製菓が5.6g

圧倒的に森永製菓の方が多いです。
この差の理由は「難消化性デキストリンを5g」配合しているため。

しかし、野菜の食物繊維量だけで比べればサンスターの方が多くなります。

食物繊維は3つの働きがあるので、「食事の糖」と「お腹の調子」をより意識している人は森永製菓向き。

食物繊維量よりも、野菜を意識する人はサンスター向きです。

4. 産地

サンスターはケール以外は海外産です。

一方、森永製菓はすべて国産。

5. 価格

サンスターが1本あたり300円。
森永製菓が約227円のため、ほぼ互角です。

6. 美味しさ

これは完全に好みで分かれます。

両者ともにリンゴ果汁がベースですが、サンスターはレモンを入れているので柑橘の爽やかもプラスされています。

実際に2商品を購入して、飲み比べをしました。

左側の缶、色が薄いのが「サンスター」、右側の紙パックで色が濃いのが「森永製菓」です。

味ですが率直な感想は「2商品とても飲みやすい」。

ただし、個人的には森永製菓の青汁はリンゴ果汁が多すぎて「少し甘すぎる」と感じました。

好み的には、レモンが加わっているサンスターの方が飲みやすかったです。

僕は普段、青汁100%を水に入れて飲むことが多いために、「青汁=飲みにくい・苦味がある」ことが基準になっているために、リンゴ果汁が甘すぎると感じたと思います。

画像だと少しわかりづらいですが、サンスターは「すりおろしのため繊維質がありザラザラ感」「森永製菓は繊維質がなくサラっと感」で、飲みごたえという点では、サンスターの方が野菜を摂った感がありました。
※森永製菓の食物繊維は「水溶性」で溶け切っているため食感はありません

あとは、サンスターの方がキレイな緑色ですが天然色素(クチナシ)を使用しているため、鮮やかな色になっています。

個人的には森永製菓の方が「青汁っぽい色」だと感じました。

少し気になったのは「森永製菓」の方は食物繊維推しで、特に「食事と相性が良いこと」が特徴なのですが、「食事時に飲むには、甘すぎじゃないかな?」と。

普段食事の時は、お茶(緑茶・ほうじ茶・ごぼう茶)か青汁(100%品を水に混ぜたもの)しか飲まないために、「甘みがあるもの」を飲むことが全くないので気になりました。

和食の時に一緒に飲むのは合わないと思いますが、洋食系なら相性が良さそうですね。
私の場合は、ピザ・パスタの時に飲んでいます。

7. 特徴

サンスターは独自のフレッシュピューレ製法で加工をしているために、「すりおろしで鮮度の劣化を少なく」できています。
より飲み心地を重視しているので「味へのこだわり」を感じました。

ただし、森永製菓は難消化性デキストリン入りで「機能性表示食品」になっているので、商品としての強みはサンスターよりも特徴があります。

まとめ

サンスター:1項目
森永製菓:2項目
引き分け:4項目

最初に結論を書きましたが、項目別で比べてもほとんど差がなく「とても似た商品同士」であることがわかります。

両製品でどちらを買おうか?と悩んでいる人の判断基準は2つです。

「栄養素と食物繊維どちらを重視するか?」

「スッキリとした甘さ(リンゴとレモン) or リンゴの甘味のみ、どちらが好みか?」

私は、難消化性デキストリンを家に常備しているのでいつも飲むとしたら「サンスターのおいしい青汁」を選びます。

いきなり30日分を購入するのはちょっと・・・、と思っている方は、少しこだわりがあるスーパーに行くと、「サンスターのおいしい青汁」が1缶から購入することができます。