大麦若葉・ケール・明日葉を比較「違いは味と特有成分」

青汁は大麦若葉・ケール・明日葉の3種類が人気素材です。

どの青汁素材も、「栄養価が高い」とアピールしています。

しかし、結局どの青汁素材がおすすめなのかわかりませんよね…

そこで食物繊維・ビタミン類・ミネラル類など、それぞれの栄養価を比較してみました。

栄養成分の差はほとんどない

まず結論からです。

結論

食物繊維・ビタミン・ミネラルは大きな差は無し

多少それぞれの特徴で、凸凹している栄養価がありますが、ほぼ変わらないです。

ビタミン・ミネラル類の栄養価が高い低いというよりは、特有成分で大きな違いがあります

項目 特有成分
大麦若葉 SOD
抗酸化フラボノイド
ケール ポリフェノール
明日葉 カルコン
クマリン

大麦若葉とケールは、総クロロフィルの含有量が多いですが、明日葉は少な目です。

今回は調査対象外ですが、明日葉はカルコンという特有成分を含んでいます。

それでも、実際に特有成分が青汁中に多く含まれているかというと、明日葉のカルコンを例にすると含有量は少なくなります。

1番大きな違いは味の差です。

大麦若葉>明日葉>>>ケールの順番で飲みやすいですが、ケールは飲みやすくなく癖が強いため、飲みにくい部類になります。

項目 種類
大麦若葉 イネ科 苦味が少ない
スッキリ味
ケール アブラナ科 苦味・癖が強い
飲みづらい
明日葉 セリ科 苦味あり
やや飲みづらい

初めて青汁を飲むのであれば、すっきり味の大麦若葉がおすすめです。

個人的には、元祖青汁のケールが好きです。

明日葉はバランス重視といった感じ。

栄養成分の比較表

調査対象は、商品・原料・食品成分表などを用いた平均値。
調査数は合計で11種。

比較表の数字は10gの乾燥粉末を想定。
10g=約100gの生サラダに相当、この数字は日本人の野菜不足値に近い数字のため、10gで表示しています。

食物繊維・ミネラル・特有成分

種類 大麦若葉 ケール 明日葉
食物繊維(g) 4 3.5 4
ナトリウム(mg) 36.4 20.2 16
鉄(mg) 1.3 0.8 0.9
カルシウム(g) 0.1 0.2 0.2
カリウム(g) 0.2 0.2 0.3
マグネシウム(mg) 21.7 18.3 12.2
総クロロフィル(mg) 39.2 32 4.1
ルテイン(mg) 3.5 2 不明

ビタミン類

種類 大麦若葉 ケール 明日葉
ビタミンA(μg) 7.2 20.6 96.7
ビタミンB1(mg) 0.1 0.0 0.1
ビタミンB2(mg) 0.1 0.1 0.1
ビタミンC(mg) 8.3 9.1 4.8
ビタミンE(mg) 0.8 1.1 不明
葉酸(μg) 45.0 51.0 不明
ビタミンK(μg) 162 197 不明

※ビタミンAは明日葉の数値が高いため、暫定値。

各栄養素の数字を見ると、どれも大きな差はなく、ほぼ同じぐらいの栄養量の項目もあることがわかります。

ちなみに、ケールとキャベツの栄養価を比較すると、ほとんどの項目で「ケール」の方が高いです。

参照:キャベツとケールの栄養価を比較

この差が出るのは、ケールがキャベツの原種だからです。
味や育てやすさの品種改良を行っていないため、栄養価が高いままの品種がケールになります。

味のことを考えると大麦若葉をおすすめしています。

でも僕は「ケール=青汁、成り立つ認知度の高さ」「栄養価の高さ」「独特の青臭さによる青汁を飲んだ満足感」の3つの理由を重視し、サプリの商品開発員をしていた時には、ケールの方を商品設計に組み込むことが多かったです。

明日葉は珍さを重視する時に、大麦若葉はおいしい青汁を作って欲しいという希望があった時に、という感じで使い分けていました。

当サイトの調査で一番栄養価が高い青汁はケールの商品でしたが、1包の内容量の多さが大きく影響することがわかっています。