「青汁には基本的に添加物は必要なし」サプリ業界人の意見

近年は「無添加」というキーワードで、商品をアピールする食品を多く見かけるようになりました。

青汁に関しても「無添加、添加物なし」の商品を探している人が増えています。

そもそも論ですが、僕の認識では「青汁=無添加」が普通だと考えていました。

しかし数多くの青汁商品を調査すると、「青汁=添加物入り」が主流と知り少し驚きが…

サプリ専門家(サプリメントアドバイザー・商品開発の経験あり)目線での意見は、「青汁に添加物は必要なし」というのが、個人的な見解です。

添加物を入れる理由、商品に付加価値を付けて「高く売れる」から

きれいな緑色を想像していたのに、「茶色くくすんだ汚い緑色」の粉末青汁を、飲みたくないですよね?

添加物を入れるメリットは、保存性や製品としての安全性・安定感が増すから、というのが本来の理由です。

でも最近の青汁は「付加価値をつける」ために、数多くの添加物を配合しています。

たくさんあれこもこれも入れて「乳酸菌をなんと1,000億個配合、さらにコラーゲンもドーン」っといた青汁を作ると、広告のアピールもしやすく「高く売れる」。

本音を言うと「ごちゃ混ぜ感が強い青汁風ドリンク」としか思えません…
と言いつつ、そんな青汁風ドリンクを開発していた張本人が僕です…

そのため無駄に高くない「無添加青汁がおすすめ」だよと教えるために作ったのが、このサイトでもあります。

余談はこの程度にしておき、「食品添加物=悪いもの」と思っているわけではありません。

だって食品添加物さん達だって、ちゃんとした「働き」と「安全性」が認められているからこそ、食べられるわけですもん。

食品添加物の1つ1つは「安全性が高い」

よく添加物の一言でまとめられていますが、添加物ひとつひとつには、それぞれの働きがあります。

着色料「食欲をそそる色に魅せる」

着色料は食品を美味しく魅せるための、色をコントロールする目的で使用されます。

馴染みがある食品ですと、漬物のたくあん。
とても鮮やかな黄色ですね。

スーパーでたくあんを見比べると、少し黄色かな?ぐらいのたくあんがありますが、それは未着色のたくあんで本来の色。

食欲を高めるために、色はとても大切です。

「青色のご飯は食欲が無くなる」という研究があるぐらい、色と食欲は密接なもの。

ただし青汁は、もともといい感じの緑色をしていますので、着色料は不要。

香料「食欲を高める香り付け」

香料自体の味を確認したことはありますか?
もし、いらっしゃるなら食品業界の人ですね。

実は香料自体は「味がないどころか少し苦い(種類による)」ぐらいで、無味と言ってもいいぐらい。

でも香りだけはしっかりある、不思議な添加物です。

青汁はどうしても青臭い香りがするので、その匂いを隠すために香料を入れている商品もあります。

香りも食欲と深い関係がありますので、香料を使用することは悪いことではありません。

ただし青汁には使用する意味があまりないので、不使用がベストだと考えています。

保存料「食品が腐りにくいようにする」

粉末の青汁には関係ありませんが、多くの食品には保存料が配合されており、食品が腐りにくいよう工夫されています。

食品が腐る条件として大きな原因になるものは「温度・水分量・ph」が主なもの。

料理の出汁をとる乾燥昆布は、腐りにくいですよね?
その理由は、乾燥させて水分がとても少なくなっているからです。

逆に生の昆布はあまり日持ちがしません。

夏になると食品が腐りやすくなるのは、温度が高くなり菌が繁殖しやすくなるからです。

低温で水分量が少ない食品であれば、長持ちしやすい、とおおまかに覚えておけば問題ありません。

酸化防止剤

酸化防止剤としてビタミンCが配合されることが多いです。

ビタミンCには抗酸化防止の役割があり、食品に配合されていてもデメリットがほとんどないため、よく使用されています。

青汁でも時々配合されている商品がありますが、加工時の酸化防止の役割、phの調整、ビタミンCを補うために使用されています。

食品添加物の安全性

食品添加物のひとつひとつは色々な試験を重ねて、安全性が確認されています。

高感度甘味料のようにまだ歴史が浅い添加物は、良い結果も悪い結果も、日々新しい研究結果が出ている状況でなんとも言えないのが実情…

時々、添加物の危険性が取り沙汰されるもののほとんどは、「量の問題」です。

通常は数mg程度の添加物を、数kg飲んだら危険という意見は、かなり無理がありますからね。

食品添加物の危険性でまだ未知の領域なことは、「複数の食品添加物が組み合わさった時に、どうなるかがわからない」ことです。

ひとつひとつは安全でも、悪い結果が出る組み合わせが存在してもおかしくはないのです…

まとめ

ペットボトル飲料のお茶には酸化防止としてビタミンCが配合されていますが、それは添加物を使用する意味があるから

反対に粉末青汁には、添加物を使用する意味はほとんどありません。

100%の青汁は青臭くて飲みづらいことは事実です。
しかし野菜本来の旨みも含めての苦さですので、それを含めて青汁の味を楽しんで欲しいと思っています。