カロリーが高い食品

だれもが知っているハイカロリーな食品の代表格といえば、マクドナルドのマックフライポテトですね。

Mサイズで410kcalもあり、ハンバーガー、ドリンクとセットで食べると、軽く1000kcalを超えてしまいます。

スナック菓子のポテトチップスも100gで400kcalとかなりハイカロリーで、シンガポール国立大学が行った研究で、もっとも太る食べ物1位とされています。(ちなみに2位はフライドポテトです。)

フライドポテトやポテトチップスなどカロリーが高いとわかっている食べ物は、ダイエット中は避けるようにしたり、次の日の食事を控えめにしたりと、自制することができます。

でも、私たちが毎日食べたり飲んだりしているものの中には、意外とカロリーが高く、知らず知らずのうちに、カロリーを摂りすぎてしまうものがあります。

そこで今回は、日常生活で食べている食品や飲んでいる飲み物のなかで、じつは意外とカロリーが高いものを、18個紹介します。

体型維持や健康管理のために、カロリーを意識している方は、これから食品を選ぶときの参考にして下さいね。

1日にどれくらいカロリーをとるのが理想か?

「カロリーが高いものは太る」と言われますが、そもそもカロリーとは何なのかを、簡単に説明します。

カロリーとは、栄養学で使われるエネルギーの単位で、食品の成分表示では、kcal(キロカロリー)と表示されます。

1リットルの水の温度を1度上げるために必要なエネルギーの量が1kcalです。

1日に必要なカロリーは、個人差はありますが、成人男性で2500kcal程度、成人女性で2000kcal程度になります。

そのうち、間食は1日200kcal程度までに抑えるのが適切です。

毎日の食事で不足なくカロリーを摂ることが健康のために大切ですが、近年はハイカロリーの食品が増えて、とり過ぎの傾向が強くなっています。

あまり意識しないまま、カロリーの高い食品を食べていると、余分なエネルギーが脂肪として体に蓄えられるため、肥満につながります。

カロリーの高い食品を食べすぎないように気をつけながら、適度な運動を心がけることで、理想の体型をキープして、健康を守れます。

意外とカロリーが高い食べ物 10選

毎日何気なく食べているけれど、意外とカロリーが高いので注意が必要な食べものを10個ご紹介します。

① 菓子パン

菓子パンカロリー高い

朝食やおやつなど、手軽に食べられて満足感の高い菓子パンですが、じつはケーキと同じくらいカロリーの高い食べ物です。

なぜなら、菓子パンは、小麦粉・バター・ショートニング・砂糖などが多く使われていて、ケーキの材料と似ているからです。

カロリーは、

  • デニッシュパン591kcal(ヤマザキミニスナックゴールド)
  • メロンパン 416kcal(ヤマザキ大きなメロンパン)
  • 蒸しパン338kcal(ヤマザキ北海道チーズ蒸しケーキ)

と、非常に高くなっています。
菓子パンはカロリーが高いだけでなく、炭水化物+油脂+砂糖で出来ているので、とても太りやすい組み合わせです。
おやつに1つ2つペロリと食べてしまうと、あっというまにカロリーオーバーしてしまいます。

② バームクーヘン

バームクーヘンカロリー高い

しっとりとした柔らかい食感で、食べると幸せな気分になるバームクーヘン。

素材にこだわった高級なものから、コンビニで手軽に買えるものまで、幅広い年代の方に愛されるお菓子です。

軽い食感でお腹にたまらないので、いつのまにかホールの半分も食べてしまった!なんて経験がある人もいるかもしれません。

バームクーヘンは、バターと砂糖がたっぷり使われているうえに、周りは砂糖でしっかりコーティングされているので、驚くほどハイカロリーです。

有名なユーハイムのバームクーヘンは、ホール1個(340g)あたり1523kcalもあります。

半分食べてしまうと800kcal近くもとってしまうので、気をつけて下さい。

③ 子供向けのお菓子

小さいころに食べたお菓子が懐かしくて、たまに食べたくなりますね。

子供向けのお菓子は、体に優しくていいイメージがありますが、成長期の栄養を補えるように、カロリーは高めになっています。

長年人気のあるクリームサンドビスケットのビスコは、1パックあたり98kcal。
1箱3パック入りなので、1箱食べると294kcalもとってしまいます。

たべっこどうぶつビスケットは、1箱あたり330kcal、キャンディーのミルキーは、10粒で150kcalです。

子供向けのお菓子を食べるときは、一気に大人食いをせずに、少しずつ楽しむようにしましょう。

④ 和菓子

和菓子カロリー高い

和菓子は、油脂類が少ないので、洋菓子よりカロリーが低いイメージがありますね。

ダイエット中に甘いものが食べたいときは和菓子を選ぶようにしている方もいるでしょう。

でも、和菓子は意外と油が多く使われていたり、バターや生クリームを使っていたりと、カロリーが高いものもあります。

コンビニのレジ横で気軽に買えるあんまん(井村屋)は、1個あたり247kcalもあります。

これは、あんこにごま油などの油脂類が使われるためカロリーが高くなるからです。

あんこ入りのおまんじゅうを油で揚げたかりんとう饅頭(シャトレーゼ)は1個あたり211kcal。

どら焼き(セブンイレブン)は、1個あたり253kcalですが、あんことホイップクリームを使った洋風のどら焼きはさらに高カロリーになります。

⑤ アイス

アイスクリームはカロリー高い

夏になると食べたくなる冷たいアイスは、濃厚でリッチな風味のアイスクリームほど乳脂肪分が多く含まれるので高カロリーになります。

代表的なバニラアイスでは、

  • エッセルスーパーカップ 超バニラ380kcal
  • ハーゲンダッツ ミニカップ バニラ244kcal
  • MOW(モウ)バニラ 239kcal

と、どれもカロリーは高めです。

チョコレートやコーンが加わるとさらにカロリーアップ!

セブンプレミアムワッフルコーン ミルクバニラ297kcal、ルマンドアイス336kcalなど、かなり高カロリーになります。

アイスクリームよりアイスキャンデーなどの氷菓アイス(ガリガリ君ソーダ69kcal)を選べば、圧倒的に低カロリーに抑えられます。

⑥ ナッツ類

アーモンドなどのナッツ類は、ダイエット中の間食などに利用され、美容と健康にいい食材ですが、適量を超えるとカロリーのとり過ぎになるので気をつけましょう。

たとえば、ローソンの素焼きミックスナッツ(アーモンド、カシューナッツ、クルミ)は、1袋(35g)で231kcalもあります。

ナッツ類はつい食べすぎてしまうので、いつの間にかたくさんのカロリーをとってしまいがちです。
食べる分だけを皿に入れるなど、食べすぎない工夫をしましょう。

⑦ グラノーラ

グラノーラを朝食がわりやおやつに食べている方は、適量に気をつけて下さい。

一番人気のあるカルビーのフルグラは、1食分50gで220kcalあり、牛乳をかけて食べると、プラス60kcalで、合計280kcalになります。

1食分の適量を守れば、カロリーのとり過ぎにはなりませんが、適量を超えると高カロリーになってしまいます。

ダイエットや健康にいいイメージが強いですが、意外とカロリーが高いので、食べる量を意識するようにしましょう。

⑧ 春雨

春雨といえばヘルシーなダイエット食材というイメージがあり、ランチや夜食に春雨ヌードルを食べている方も多いのではないでしょうか。

でも、じつは、春雨はでん粉で出来ているので、カロリーは高めです。
春雨100gあたり350kcalほどあり、同量のごはんの2.5倍にもなります。

市販のスープ春雨は、春雨が20gほど入っていて、1食あたり80kcal前後です。

カップラーメンの代わりに食べるなら、カロリーを抑えるのに効果的ですが、お弁当にプラスして食べると、カロリーのとり過ぎになるかもしれません。

⑨ いなり寿司

甘く煮たうす揚げがジューシーないなり寿司は、行楽のお弁当やめん類と一緒に食べるとおいしいですが、じつは寿司のなかでは、カロリーは高めになります。

いなり寿司1個あたり120~150kcalで、3個パックなら400kcal程度もあります。

うす揚げの油と味つけに多く使われる砂糖、しっかり詰まったすし飯が高カロリーになる原因ですが、甘辛い味つけでたくさん食べてしまうところも、カロリーのとり過ぎになりやすいのです。

いなり寿司を食べる時は、カップラーメンやから揚げなどカロリーの高いものと合わせるのはやめて、ざるそばなどあっさりしたものと一緒に食べるといいでしょう。

⑩ 豆腐

 

豆腐は、低カロリーだと思われがちですが、じつはカロリーはそこそこ高めです。

もめん豆腐1丁(300g)で240kcal、絹ごし豆腐1丁(300g)で186kcalあり、豆腐を油で揚げた厚揚げは、1丁(150g)で225kcalもあります。

豆腐は良質な植物性たんぱく質が豊富なうえに、女性に役立つ栄養素のイソフラボンが多く含まれているので、積極的に食べて欲しい食材です。

でも、体に良くても、毎日1丁!のような食べ方は、カロリーのとり過ぎになりよくありません。
豆腐を食べるなら、1日に1/3から2/3丁まで(100g~150g)にしましょう。

意外とカロリーが高い飲み物 8選

続いて、何気なく飲んでいるけれど、意外とカロリーが高いので注意が必要な飲み物を8つご紹介します。

飲み物は、簡単にとれてしまうので、あまり意識しないまま飲みすぎになりやすいものです。食べ物以上にとり過ぎには気をつけるようにしましょう。

① 乳酸菌飲料

牛乳などを発酵させた乳酸菌飲料は、お腹の調子を整える効果があるので、便秘の予防や解消を期待して飲む方が多いですね。

コンビニでよく見かけるピルクルは500mlサイズなので、ゴクゴクと飲んでしまうかもしれませんが、じつは、1日あたりの摂取目安量は65ml(44kcal)になっています。

もし、500ml飲んでしまうと、一気に340kcalも摂ってしまい、完全にカロリーのとり過ぎです。

同じく乳酸菌飲料の飲むヨーグルトも、糖分が多くカロリーは高めです。(明治ブルガリア飲むヨーグルト100mlあたり68kcal)

甘くて飲みやすいため、食べるヨーグルトよりたくさんとってしまいがちなので、飲みすぎには注意しましょう。

② 野菜ジュース

野菜不足が気になるときに飲むと安心できる野菜ジュースは、栄養補給にはいいですが、果物や人参が多く使われているものは、糖質が多くカロリーが高くなる傾向があります。

カゴメ野菜生活100は、200mlあたり66kcal、果物が多めのアップルサラダは、200mlあたり85kcal、人参が主原料の伊藤園充実野菜緑黄色野菜ミックスは、200mlあたり77kcalとなっています。

野菜ジュースは、果物の比率が多いほど、カロリーが高くなり、飲みすぎると太る原因になることを覚えておきましょう。

③ 缶コーヒー

仕事の合間やランチのあとに、缶コーヒーでリフレッシュをする習慣がある方は多いですね。

気づけば1日に3~4本も飲んでしまっていた、ということはありませんか?

缶コーヒーは、ブラックならカロリーはゼロですが、砂糖入りの甘いものやカフェオレはカロリーが高くなります。

サントリーのボスで比較すると、牛乳、砂糖入りのプレミアムボスは、100mlあたり33kcal、
牛乳、生クリーム、砂糖入りのカフェオレは、100mlあたり44 kcalとなっています。

缶コーヒー1本で60~80kcalほどのカロリーを摂ることになり、さらにクリーミーなものや甘さが強いものは、より高カロリーです。

1日に何本も飲む習慣がある方は、ブラックを選んだり、本数を控えたりしてはいかがでしょうか。

④ タピオカミルクティ

最近大ブームのタピオカミルクティ。

行列に何時間も並んで飲むほど人気があり、ダイエットにいいという声も聞きますが、じつは高カロリーな飲み物です。

タピオカの原料は、キャッサバというイモなので、糖質が高め。
味のないタピオカをおいしく食べるために、ミルクティーをとても甘くしているので、砂糖が多くなり、高カロリーになります。

行列店のタピオカミルクティについては正式なカロリーはわかりませんが、コンビニなどで販売されている市販品は、1本あたり100~200kcal程度が平均的なカロリーです。
(安曇野食品ブラックタピオカミルクティ1本106kcal)

⑤ カフェメニュー(フラペチーノ)

スターバックスやタリーズコーヒーといったカフェのメニューで、フラペチーノなどフローズンドリンクは、冷たくて甘みを強く感じにくいですが、かなり高カロリーです。

スターバックスのキャラメルフラペチーノ(トールサイズ)322kcal、ダーク モカ チップ フラペチーノ(トールサイズ)348 kcal。

タリーズコーヒーのキャラメルチョコクリームスワークル(トールサイズ)321kcal、ロイヤルミルクティークリームスワークル(トールサイズ)263kcalと、いずれもドリンク1杯で300kcalを超えるカロリーがあります。

パンやドーナツなどと一緒に食べれば、あっというまに半日分のカロリーをとってしまうことに。

これらのドリンクは飲み物というよりスイーツとして、たまに楽しむ程度にしたほうがいいでしょう。

⑥ スポーツドリンク

熱中症予防やスポーツ後にスポーツドリンクを飲んでいる方は多いと思いますが、意外とカロリーが高いので注意が必要です。

ポカリスエットは、100mlあたり25kcalで、ペットボトル1本飲むと125kcalとることになります。

1本だけ飲む分には問題ありませんが、がぶがぶと水代わりに飲むと、カロリーのとり過ぎになるかもしれません。

ふだんの水分補給は、水かお茶にして、スポーツのあとや暑い時期に汗をたっぷりかいたときだけ、スポーツドリンクを飲むようにしたほうがいいでしょう。

⑦ 栄養ドリンク

疲れがたまっているときや風邪ぎみのときに利用する栄養ドリンク。

すばやく栄養補給をするために、糖分が多く含まれているので、高カロリーです。

オロナミンC 1本(120ml)あたり79kcal、チオビタドリンク1本(100ml)あたり70kcal
と、少量飲むだけで、カロリーをしっかり補給できるようになっています。

疲労回復などで栄養ドリンクを飲みたいときに、カロリーが気になる方は、カロリーオフの商品を選べば安心です。

⑧ 牛乳

栄養満点の牛乳は、カルシウムやたんぱく質の補給にとても良い飲み物ですが、乳脂肪分が多く、意外とカロリーが高いので、飲みすぎないように気をつけましょう。

牛乳のカロリーは、商品や季節によって変わりますが、明治おいしい牛乳なら、200mlで137kcalです。低脂肪乳にすれば、200mlあたり107kcalと、約20%カロリーダウンになります。

カロリーを摂りすぎず栄養補給に役立つ牛乳の量は、1日コップ1杯(200ml)程度が目安です。

まとめ

日常生活でよく食べたり飲んだりしている食品で、意外とカロリーが高く気をつけたいものを18個紹介しました。

[意外とカロリーが高い食べ物]
① 菓子パン
② バームクーヘン
③ 子供向けのお菓子
④ 和菓子
⑤ アイス
⑥ ナッツ類
⑦ グラノーラ
⑧ 春雨
⑨ いなり寿司
⑩ 豆腐

[意外とカロリーが高い飲み物]
① 乳酸菌飲料
② 野菜ジュース
③ 缶コーヒー
④ タピオカミルクティ
⑤ カフェメニュー(フラペチーノ)
⑥ スポーツドリンク
⑦ 栄養ドリンク
⑧ 牛乳

紹介した18個の食品の中で、ちょっととり過ぎているなと思うものがあれば、今日から量を減らしたり、やめたりすることで、カロリーオーバーを防いで、肥満や病気の予防につながります。

上手にカロリーコントロールをして、健康的な毎日を過ごしていきましょう。

●参考URL
・日本マクドナルド「マックフライポテト(M)」
http://www.mcdonalds.co.jp/quality/basic_information/menu_info.php?mid=2020

・ヤマザキ「菓子パン」
https://www.yamazakipan.co.jp/product/02/melon.html
https://www.yamazakipan.co.jp/product/02/snackgold.html
https://www.yamazakipan.co.jp/product/03/cheesemushicake.html

・ユーハイム「バウムクーヘン10」
https://e-shop.juchheim.co.jp/products/detail.php?product_id=53

・ギンビス「たべっ子どうぶつビスケット」
http://www.ginbis.co.jp/product/11060.html

・井村屋「あんまん」
http://www.imuraya-webshop.jp/shop/g/gRA2306000120S/

・シャトレーゼ「かりんとう饅頭」
https://www.chateraise.co.jp/products/detail?id=1001804&category_id=119&scrollPosition=1885

・エースコック「スープはるさめ」
https://www.acecook.co.jp/products/detail.php?id=843

・日清食品「ピルクル」https://www.nissin.com/jp/products/items/8668

・カゴメ「野菜生活」
https://www.kagome.co.jp/products/drink/A7257/

・伊藤園「充実野菜」
http://www.itoen.co.jp/products/detail.php?id=115

・安曇野食品「ブラックタピオカミルクティ」
http://www.azuminofood.jp/product/chilled_drink/45.html

・大塚製薬「ポカリスエット」「オロナミンC」
https://pocarisweat.jp/products/pocarisweat/
https://www.otsuka.co.jp/orc/product/

・明治「おいしい牛乳」
https://www.meijioishiigyunyu.com/lineup/