「最近、忙しくて野菜を少ししか食べていないから、栄養不足が気になる…そうだ青汁を飲めばいいかも?」
と思い、ネットで青汁を探してみたら
商品の種類が多すぎて、どれが自分に合っている青汁なのかわからない…
と悩んでしまったことがありませんか?
そこでサプリメントの商品開発員歴5年の元プロが「青汁の選び方」を紹介します。
僕自身、商品開発員1年目の時は「いい青汁」の選び方がわかりませんでした。
なぜなら青汁選びのポイントはいくつもの種類があり、業界内でも意見がわかれるほどだからです。
青汁の市販品は、軽く100種類以上あります。
また青汁について、間違った情報も発信されています。
そんな状況で、サプリメントの知識を持っていない人が自分に合った青汁を見つけることは難しい…
この記事は、「青汁選びに悩む時間を減らし、あなたにあった青汁選びのお手伝いをするための記事」です。
ただし個人的な主張ですので、絶対に正しいわけではありません。
あなたが納得できる項目があれば、参考にしてくださいね。
青汁=野菜不足を補うもの
青汁の選び方と言っても色々な意見があります。
ですので僕が思う「いい青汁はこんな商品だよ」と、まず定義付けをします。
僕がいい青汁だと決めるポイントは、大麦若葉やケール・明日葉など、「青汁と呼ばれる野菜が多く入っている商品」です。
「野菜不足を補う」ために、青汁を飲んでみようと思いましたよね?
乳酸菌やコラーゲンなど、魅力的な素材が配合されている青汁もたくさんありますが、「野菜不足を補うこと」を1番大事にして、4つのポイントを加えます。
いい青汁の選び方
- 青野菜の量が多い
- コスパがいい
- メーカーの信頼性
- 国産重視
- 美味しさ飲みやすさ(味)
1. 青野菜の量が多い
野菜不足を補うことが飲む目的なので、「1日に青野菜をたくさん摂る」ことが最重要ポイントです。
たくさん摂るの目安量は、厚生労働省の調査の数字を参考にしています。
「平成30年国民健康・栄養調査の結果」を表にまとめました。
1日に不足している野菜量は68.6gです。
項目 | 量 |
---|---|
1日の目標量 | 350g |
1日の平均値 | 281.4g |
不足している野菜量 | 68.6g |
食生活により野菜の不足量は違いますが、「30~100g程度」を青汁で補う目安量にしました。
この時に気をつけたいことは、青野菜の量が不明な青汁もあることが、注意点です。
パッケージや商品の販売ページに、青野菜の量が記載されていない商品があります。
その青汁は選択肢から外すと、ムダに悩む時間を省けますよ。
2. コスパがいい
青汁の価格を決める項目は、いくつもの要因がありますが、2つの項目が価格に大きく影響します。
それは、「1包の内容量」と「入り数(包)」です。
1箱や1包の価格を比較してこれは高い、こっちが安いと比較をしている情報を時々見かけますが、正しい比較ではありません。
コスパがいい青汁を見つける方法は、「1包の内容量」と「入り数(包)」を軸にし1gあたりの価格を確認することが必要です。
最低限同じg数で比較をしないと、コスパがいい・悪いの判断ができません。
ただし、コスパを調べることはとても難しいので、当サイトの数字を参考にしてみてください。
3. 国産重視(青野菜の産地)
国産がいいと思う理由は2つあり、「国産が好き」と「安全性の高さ」です。
僕は農学部出身で、野菜を作る難しさと楽しさを知っています。
学生時代の友人達の多くは「農業・畜産業」に携わっており、少しでも友人たちが手がけたものが売れてほしいという気持ちがあります。
安い青汁の多くは、中国産の野菜を使用しています。
中国産が絶対にダメだとは思いませんが、中国産のものを信用できない理由(主に農薬の問題)を、現地にいった業者から聞いています…。
だから安易に「中国産でも大丈夫だよ」とは、オススメしにくいのが本音です。
それでも中国産のメリットは「価格の安さ」は魅力的です。
そのため、管理が行き届いているメーカーであれば、中国産を選んでもいいと思います。
反対に、国産が100%安全か?と問われると答えは「ノー」です。
国産でも農薬混入のリスクはあり、過去に商品が回収されたことがあります。
ただし、万が一のリスクを考えると、国産の方が安全性が高いです。
4. 販売メーカーの信頼性
自分自身がサプリメント業界で仕事をしていましたので、良いメーカーも悪いメーカーもたくさん見てきました。
実際にメーカーとやり取りをした経験則で、「信頼できるメーカーの商品は買って失敗だと感じることが少ない」という事実です。
もちろん会社によって当たり外れの商品があります。
そのため100%良いとは言えませんが、失敗を引く確率はグっと低くくなります。
大手だから安心という単純な話ではありませんが、食品メーカー・製薬メーカーなど、「口に入れる商品を販売してきた実績があるメーカーの信頼性は高い」傾向があります。
5. 美味しさ飲みやすさ(味)
味は重視していません。
最初に「青野菜を多く摂ることが1番の目的」と説明しましたが、量が多くなればなるほどまずくなります。
量と味を両立することは難しい。
だからと言って「まずい青汁を我慢して飲みましょう」とムリをいうわけではありません。
僕の提案は、飲み方を工夫して「自分好みの味を見つけて楽しんで飲みませんか?」という考え方です。
青汁は苦くて飲みづらいので、続かない人が多いことは事実です。
でも毎日の気分に合わせて、味の工夫をすれば楽しんで飲み続けることができます。
僕は食事の時に、青汁を飲むようにしていますが、食事のメニューに合わせて割る飲み物を変えています。
ご飯ものと一緒の時は、お茶(ほうじ茶・緑茶など)か水。
ピザやパスタの時は、フルーツ100%飲料で割るなど。
あとは、その日の気分に合わせて味の工夫をしています。
まとめ
「青汁=野菜不足のため(健康のため)」を優先した5つの選び方を紹介しました。
基本的にはシンプルな考え方ですが、「2.コスパがいい」だけは見極めることが難しいので、サイト内で紹介をする準備をすすめています。
5つの選び方以外で覚えておいていただきたいのは「楽しんで青汁を飲む」ことです。
僕自身、子供のときは野菜が嫌いで、とにかく嫌で嫌で仕方がありませんでした。
そんな自分でも今は野菜が好きになり、青汁も飲み方を工夫して楽み続けることができています。
紹介した5つの条件に近い青汁はこちらの記事で紹介をしています。
青汁は市販されている数が軽く100種類以上あり、その中から自分に合った青汁を選ぶことはとても難しいです。 そこ …
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